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エジプト:文明発祥の地、約束の地
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| 世界の貿易の交差点に位置するエジプトは、重要な商業の中心であり、積み換えの船が行き交う場所です。アフリカの北東の角に位置し、北は地中海、東は紅海、アカバ湾、パレスチナおよびイスラエル、南はスーダン、そして西はリビアと国境を接しています。エジプトはアフリカ、アジア、およびヨーロッパが交わる、他に類を見ない戦略的に有利な地理的位置にあります。 |
世界で最も偉大な野外博物館として知られるエジプトには、古代エジプト、コプト、ビザンチン、古代ローマ、イスラムの文明の遺跡が数多くあり、実に世界の古代遺物の半分が集まっています。訪問者は、一歩も動かずに時を旅し、何千年もの間に数々の壮大な文明によって創造された建造物からインスピレーションを受けることができるでしょう。また、エジプトは共通の地球遺産の保護国であると同時に、かつてそうであったように、世界のステージで主要な位置に立つことを固く決意し、前進し続けています。
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| 1922年に日本とエジプトの間に外交関係が設立されて以来、日本はエジプトの信頼できる友人であり重要なパートナーであり続けました。2国間の関係は固い相互尊重の基盤の上に成り立っており、将来へ向けて限りなく成長していくものと思われます。自国のアイデンティティーと文化価値を守りながら類を見ないサクセス・ストーリーを遂げた輝かしい国、日本と、アフリカ、アラブ諸国、中東全域への戦略的プリズムを提供するエジプトとの2国は、お互いから学ぶ事が数多くあります。 |
| エジプト:前進する市場経済とアラブ・タイガー |
エジプトと日本の経済関係はかつてなかったほど強くなっています。エジプトの政府と国民は、長年にわたる日本からの多大なる援助に感謝していますが、さらにこの単次元な関係を超え、より一層日本との関係を強化させ、エジプト経済の多様化するセクターに日本からの投資を誘致したいと考えています。日立、住友、日産、東芝、三菱などの日本の大企業はすでにエジプトへの投資と事業を確立させていますが、より広い参加を呼びかけていきたいと考えています。
エジプトは、初めての「アラブ・タイガー」になるべく、決意を持って前進しており、外国投資の対象となるために必要な要素をすべて有しています。政治的安定、確立された外国との友好関係、7千万人以上の国内消費市場を有し、アフリカ諸国(東部・南部アフリカのコモン・マーケット)、EU(ヨーロッパ・地中海パートナーシップ協定)、アラブ諸国(大アラブ自由貿易地域)との間に結んだ協定に基づき、14億人もの市場のハブ国として自国を位置付けたいと考えています。ダイナミックな金融市場と、道路、鉄道、空港、海港、テレコミュニケーションなどのインフラも整備されています。資本市場も確立されており、証券取引に制限はありません。インセンティブや免税処置も多く取られており、熟練した労働力も豊富で、エジプトは無限な可能性を秘めた、地域で他に類を見ない投資先であると思われます。
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エジプト政府は外国投資を誘致するのに相応しい経済環境を維持することに全力をあげています。すでに実施中のプログラムはエジプトの投資環境に対する国内/外国投資家の信頼を高める方向に作用しています。行政上の障害を取り除き、新事業への投資にかかる経済的負担を軽減しています。主に新たに設立された、投資と自由地帯の一般権能を通して投資家に高品質のサービスを提供しています。 |
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| 公共・民間のビジネスセクターを強化し、投資家にエジプトの製造/サービス部門の近代化への参加を呼びかけます。エジプトの輸出インフラを発達させ、特にエジプトの製品やサービスの競争力の優位性に着目した外国市場との貿易の拡大を目指します。エジプトに生産設備を設立する多国籍企業にインセンティブや設備を提供し、その結果、エジプト経済に新しい技術や専門知識が導入されることを歓迎します。最後に、このプログラムは、観光業、農業、石油化学、情報とコミュニケーション技術など、比較的優位に立っているエジプトの天然・人的資源を最大限に利用しようと考えています。 |
| 観光業:世界遺産の保護国、エジプト経済の主要な支え |
| ギリシャの歴史家、ヘロドトスは「エジプトはナイル川からの贈り物である」、と言いました。ナイル川渓谷は人類が初めて住み着いた場所の一つで、何千年もの間エジプト人の主な居住地となってきました。エジプトの歴史は人類の偉大な功績の数々を生み出し、世界の偉大な帝国の興亡を目撃してきました。エジプトの遺物の最大のコレクションを誇るカイロの博物館、ギザのピラミッドやスフィンクス、古い首都、テーベの跡地で伝説的な王の谷、ルクソール、アスワンの見事なアブ・シンベル神殿など、世界中でエジプトほどの人類学的宝庫はないかもしれません。 |
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古代エジプトの壮大な遺跡の他にも紅海と地中海のレジャー観光、エコ・ツーリズム、砂漠のサファリ、療養観光、カイロの有名なバザールや夜の遊びなど、エジプトには様々な魅力があります。昨年800万人の観光客がエジプトを訪れましたが、政府は2007年までにこの数字を2000万人まで増やすことを目的としています。そうすることによって、エジプト経済の最も有望なセクターへの国内/国外からの投資の機会を幅広く提供していく考えです。 |
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| 石油化学産業:無限な可能性と機会 |
エジプトの石油化学産業は前途有望です。エジプトは世界に通用する石油化学産業を発展させる必要条件を備えており、今後20年間で14の石油化学複合施設を建設し、それによって国内市場が自給自足となり、年間30億米ドルの輸出収入が確保され、10万件の雇用が供給される案を含む、ナショナル・プランを採択しました。また、60兆平方フィートの埋蔵が確認されている天然ガスもエジプトの石油化学産業の主軸となりつつあり、2006年にはエジプトが世界第6位のLNG輸出国となる見通しです。
石油、ガス、石油化学産業への投資誘致は石油省の基本方針です。昨年、石油セクターは約30億米ドルという記録的な投資誘致に成功しましたが、今年その額は35億米ドルに達すると言われています。また、2010年までに石油、ガス、石油化学製品の生産を1億トンにまで増やし、そのうち4千万トンは輸出用、さらにそのうちの50%は天然ガスにしたいと考えています。 |
エジプトは常にガス探査、生産と輸出事業、石油化学に関するナショナル・プランの事業、鉱物資源の事業、石油会社への直接投資、石油/ガス要具の生産事業、精製技術の発展などを含む投資機会を模索し、推進しています。
日本での石油需要の拡大、及び日本の石油化学会社や商社の高い技術力をもって、エジプトが日本に多様で有益な投資機会を提供できることに間違いありません。 |
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| 情報技術:最後の未開拓分野 |
エジプト政府は、大量の熟練労働力と国際市場へのアクセスを確保し、世界に通用するハイテク産業を構築することを目標としています。ITセクターは投資とさらなる成長と発展の可能性を秘めています。先進国の市場がすでに飽和状態であり、エジプト国内に強い需要があるため、政府はこのセクターで幅広い投資機会とインセンティブを提供することができます。
ここ数年、インフラの向上、財政上インセンティブの提供、インターネットアクセスを広げる投資の促進などの政策が政府の方針になっています。2003年9月にはエジプトで最初の情報コミュニケーション・技術パーク、ピラミッド・スマート・ビレッジがオープンしました。最終的には3万人のIT関連職員の職場となる、IT/テレコミュニケーション企業にハイテク環境を供給し、それらの企業に10年間の免税期間を提供します。すでにマイクロソフト、オラクル、コンパック、シスコ、アルカテルなどの国際的大企業がビレッジで事業を始めることを約束しています。また、エジプトは高速テレコミュニケーション・ネットワークを設立し、アラブ諸国とアフリカのテレコミュニケーション・ハブ国になることを目標としています。予算は10億米ドルで、3年後の完成を目指しています。
日本の企業はカッティングエッジ技術の開発と利用で有名です。エジプトは日本の経験から学び、その応用で利益を得たいと願っています。このダイナミックなセクターでエジプトが提供できる投資機会はほかのアメリカや中東の国では見られないもので、このセクターが成長し続ける間、投資家が得る利益も増大し続けると思われます。
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| エジプトと日本:戦略的なパートナーシップの構築 |
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エジプトと日本の関係はエジプトにとって最も友好的な相互関係です。今まで一緒に努力し、お互いから多くのものを得てきました。しかし、もっと出来ることがあるはずです。愛知万博のエジプト館では、エジプトの無限の可能性と機会を紹介していきますが、ぜひ実際にエジプトへいらしてください。他のどこにもない歴史が体験できます。エジプトに投資すれば、温かく歓迎されるビジネス環境があなたを迎えるでしょう。エジプトの砂漠や水底を探査してみてください。石油や天然ガスの埋蔵が抽出されるのを待っています。そして、エジプトの情報産業の開発に参加してください。未来の分野が開拓者を待っています。 |
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